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それぞれの爬龍船で競い合う! それぞれの爬龍船で競い合う! それぞれの爬龍船で競い合う!

 6月7日(土)は、旧暦の5月4日(ユッカヌヒー)。糸満の伝統行事の糸満ハーレーが、糸満市中区漁港で午前10時から午後3時30分頃まで、盛大に開催された。
 あいにくのつゆ空。小雨の降る中、海人(漁師)の安全航海と豊漁を祈って、三村(西村、中村、新島)からそれぞれの爬龍船が競い合った。
 主な競技として、氏神や龍神に奉納する御願ハーレーをスタートに、中学生ハーレー・転覆競争・青年ハーレー、最後に上い(あがい)ハーレーで終わる。
 その他イベントとして、糸満市の企業が参加する職域ハーレー(約15チーム)や、誰でも参加できるアヒル取り競争が祭りを盛り上げた。
 その日は、糸満市だけでなく、南城市の奥武ハーリー・名城ハーレー他、本島各地で海の祭り、海神際が開催されました。
 自然の恵みを受けて生活する漁師は、旧暦を重んじる。農業もそうです。私達は、生活が便利になり豊かになる一方、自然(海、森林、山、川、土、空気、星、太陽、月)に触れる機会が少なくなっていると思います。四方を海に囲まれた沖縄。身近にある海とどううまくかかわって行くかが、行き詰ったストレス社会を柔らげると信じています。

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