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もずく販売・量り売り14年 もずく販売・量り売り14年 もずく販売・量り売り14年

旧暦2月30日。大潮。干潮13:01。くもり。21℃

採れたてモズクの量り売りの販売を始めて今年で14年になりました。
創業当初は、塩もずくの一斗缶や塩もずくのスタンドパック、味付けもずくを中心に販売していましたが、中々売れず、5~6年赤字続きでした。廃業を何度も考えました。

迷ったあげく、他社が出してない商品を作らなければ生き残れないと思い、採れたて新鮮なモズクを販売する決断をしました。

1996年の春のことです。その日収穫した生モズクを那覇市の公設市場近くの丸一ミートさんの軒先1m四方を借りて量り売りの販売を始めました。
今までのもずくと違い、磯の香り・食感が良く大好評でした。
地元客や観光客で賑わい、すぐ完売しました。

その翌年1997年に、ヌルヌル成分のフコイダンが沖縄もずくの中に大量に含まれており、そのフコイダンを抽出する技術が確立したと新聞報道されました。

その頃から、一般の人のもずくに対する意識が変わり始め、珍味から健康食品として食卓にあがるようになりました。

今では、沖縄もずくは全国どこでも販売されるようになり、家庭にはなくてはならない健康食材(海の野菜)として冷蔵庫の中で、出番をまっています。

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