大城 忠
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・・・前ページより・・・・・・『もずくに含まれるフコイダンのマウス実験結果では、抗体(免疫力)を上げる作用があると報告されています。フコイダンの成分が、細胞内へのウイルス進入を防いでいる可能性があると云われてます。それが、人に対しても「抗ウイルス、抗菌作用がある」と期待されています。
また、フコイダンがリンパ球を活性化することで、インフルエンザのウイルスを中和する抗体を作り出しているというマウスの実験結果も出ており、人に対しても「抗インフルエンザ作用がある」ことが期待されてます。』※・・・(医学博士、一石一郎(イッセキ イチロウ)先生のコメントを沖縄県もずく養殖業振興協議会資料より抜粋。)
今回の保育園での取り組みは、フコイダンのみの実験ではなく、生のもずくを定期的に摂取することで、子供やお年寄りの免疫が向上し、丈夫な身体がつくれてるか調べる事です。小さな実験ですが、大きな一歩です。これを機会に、多くの研究機関がフコイダンのみに限らず、生食用もずくそのものの実験をして欲しいものです。
ところで、二十数年前に元沖縄県副知事の尚弘子先生が、琉球大学でもずくの効能についてマウスを使った実験をされてます。その発表論文には、
A.フコイダン等の抽出分と、
B.もずくそのものをマウスに食させた研究報告があります。
その実験結果は、予想に反して?B.のもずくそのものを食したマウスの方が、よりすぐれた数値が出たとあります。
二十数年前の実験を検証するうえでも、もずくそのものを食する人への実験研究は、もずくの消費拡大を促進する為にも大事なことではと思います。
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