太陽と海の恵みがいっぱい!イトサンの沖縄もずく
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海人ブログ


安倍総理大臣は、4月から1千7百億円の国民の血税を投入し、本土大手建設会社を使い辺野古、大浦湾を埋立てを軍国主義のごとく強行に進めています。
そして、沖縄の基幹産業であるもずく収穫のタイミングと合わせているかのようです。
 昨年の沖縄県全体のもずく収穫量約2万トンに占める割合として、沖縄本島で約1万5千トン、離島で約5千トンです。沖縄本島のもずく生産量の95%以上は、東海岸(国頭村、辺野古、宜野座村、金武町、うるま市、沖縄市、北中城村、南城市)の自然豊かな美ら海で生産されています(天然もずくも含む)。残り5%は西海岸(恩納村、本部町、今帰仁村等)で生産されています。
 西海岸の今帰仁村、本部町、名護市、恩納村、読谷村、嘉手納町、北谷町、宜野湾市、浦添市、那覇市、豊見城市、糸満市な等は過度の都市開発、埋め立て、漁場資源管理の欠如により沿岸漁業や海面養殖は、現在も多大な影響を受け続けています。
 もしも、埋め立てを止め、沖縄中のイノーの環境が少しずつ回復すれば、もずくを生産する海洋面積は大幅に増えます。また、天然の海ブドウやアーサ、ホンダワラ、ヒジキ、ジャン草(リュウキュウスガモ、アマモ)の海藻(草)類も増えるだけでなく、いろいろな魚類(ミジュン・トビウオ・スク・イラブチャー・イカ類)が沿岸近くまで押し寄せて来ます。勿論、サンゴやアジケー、熱帯魚のクマノミ、アバサーそして珍しい海亀も産卵の為に砂浜に上がって来ます。さらに、ジャン草が広がることで、ジュゴンもイノーの海で見られるかも知れません。
 沖縄の宝の海の一つ、辺野古、大浦湾の自然豊かな海は、次の世代に受け渡さななければならないものです 
そして、その海をより豊穣にしてくれる山原の森や川も保全しなければならない、とても貴重な生態系です。
 人も、命の種を自分の子や孫を通じて受け継がれていくのと同じように、豊かな沖縄の自然も次の世代に残すことが、今を生きる私達県民の義務であると思います。
 さらに、県民一丸となって辺野古、大浦湾の埋め立てを阻止する事は、海人の生きる糧(かて)や術(すべ)を守るだけでなく、沖縄の真の宝の物である沖縄の精神性や人間性(アイデンティティー)に対して大きな自信と誇りを取り戻し、やがて沖縄の自立と平和国家へと繋がります。

【告知】
2月22日(日)に辺野古漁港にて初めて海人集会を開催します。午前8時30分集合、9時・10時2回海上抗議パレードもあります。多くの海人、水産関係者、観光業界の人の参加お願いします。船での参加もできます。

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