大城 忠
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沖縄もずくは、自然豊かなイノーの海(珊瑚礁池、内海)で自生しています。もずく養殖は1978年に始まり、2、3年で全県の海人に広がり、今では、20余りの漁協の海で年間約2万トン(2015年度)を生産するまでになりました。日本一の生産量ですが世界一でもあります。
しかし、2016、17年、続けて不作になり本土や海外の市場は混乱しビジネスチャンスを逸しました。その原因は世界的な温暖化による平均気温の上昇(2度c)、海水温の上昇、日照量不足と言われています。
他方、もずく生産者(海人)からは、年々イノーの海は濁り、もずく網やもずくに付着し生育が止まったり、もずくが切れていまうと嘆きの声も多く聴かれます。
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